▶コミックマーケット96
《カテゴリ:イベント参加&新刊》
2019年8月10日(土)
東京ビッグサイト 西1ホール ね-16b
サークル名【Come Come Come】
新刊情報
■【0087 vol.7】
A5 32P (シャア×アムロ小説)本
2019年8月10日発行 300円
※ごめんなさい…完結できませんでした(汗)
シャアが宇宙に、アムロが地球にいる状態のアムロ側の話なので
シャアが名前しか出てこないカップリング詐欺本です
▶0087 vol.7
《カテゴリ:0083シリーズ@既刊詳細》
■0087 vol.7はシャアが宇宙に、アムロが地球にいる間のアムロ側の話になりますので、シャアが名前しか出てこないカップリング詐欺本となっております(汗)。ご了承の上お買い求めください。
■宇宙世紀0087舞台のシャア×アムロ本です。
ベースはZガンダムですが2007年発行(2011年8月『再録集1』に収録)の『0083』2011年8月発行の『0084−0087』の続編となっております。シャアとアムロの関係がZガンダムとは違う設定になっておりますので、前作を読んで頂いた方がお楽しみ頂けると思います。
■『0083』の続編ということで引き続きコウやガトーは登場しますが、話の主人公はアムロとシャアです。『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』という作品やコウやガトーに思い入れの深い方に読んで頂くには不向きな内容となっております。
■サンプル
宇宙(そら)へと戻るシャトルに乗りそこなったアムロとカミーユは、アウドムラでホンコン・シティに向かっていた。
「海だっ! ホンコンって海に近いんですね」
アウドムラのブリッジから見える景色を目にしたカミーユの声が弾む。
「海が好きなのかい?」
「好き嫌い以前に、コロニー育ちの人間には海が珍しいのさ」
カミーユに対するアムロの問い掛けに、応えたのはハヤトだった。
「地球育ちのアムロには分からないだろうけど」
今でこそ地球で活動するカラバのメンバーであるハヤトだが、元は生粋のスペースノイドであり、初めて地球の海を見た時は自分も感動したのだ。
「アムロさんって地球育ちなんですかっ!?」
窓に張り付くようにして外の景色を眺めていたカミーユが、驚いてアムロの方へと振り返る。
ニュータイプは『宇宙に出た人類が新しい環境に適応するために革新した』のだと言われている。そのプロトタイプとして有名なアムロ・レイが地球育ちだなんてカミーユには信じられなかった。
「生まれは地球だけど、小さい頃に地球を出たから育ちは宇宙だよ」
知ってるくせに、と言いたげに軽くハヤトを睨みながらアムロが言う。
「ああ、でも海を珍しいとは思わないな。宇宙へ出る前のほんの小さい頃に住んでいたのは海沿いの町だったし、父に連れられてあっちこっちのコロニーを渡り歩いた中には海のあるサイドもあったから」
実のところ、アムロ・レイの生い立ちについてはアムロ本人の記憶以上に詳しく書かれた書籍がいくつも出版されているが、カミーユが読んだアムロ・レイに関する本は一年戦争での活躍やホワイトベースのことが書かれたものばかりで、アムロの過去について書かれた物はどれも読んだことがなかった。だから本人の口から語られる『アムロ・レイの生い立ち』に興味深々だ。
「アムロさんのお父さんって、ガンダムの開発チームのメンバーだったんですよね?」
これは書籍など読むまでもなく有名な話しで、父親が開発チームにいたからアムロ・レイはホワイトベースに乗るまでに密かにガンダムの操縦訓練を受けていたのだという説もあるぐらいである。
「本当はどうなんです? サイド7でガンダムに乗る前に訓練とか練習とかしたことあったんですか?」
普通に考えて、軍の最高機密である開発中のモビルスーツに、いくら開発者の息子とは言え民間人の子供が乗り込んで訓練を受けていたなどあり得ないが、練習や訓練もなしでモビルスーツに初めて乗った人間がザク二機を倒したというのはもっとあり得ない話しだ。
カミーユも民間人からパイロットになった身ではあるが、全くの初心者だった訳ではない。ガンダムMKUとは程遠い機体ではあるが、モビルスーツには何度も乗って、大会で優勝したこともある。
「ないない。それはオレが保証するよ」
カミーユのみならず、ブリッジにいた者全員がアムロの答えに興味津々耳をそばだてているのを承知でハヤトが言った。
「ホワイトベースでサイド7を脱出した後、取り合えずモビルスーツに乗れそうな面々が操縦のシミュレーションをやったんだけど、みんな最初はものすごく下手でブライトさんを嘆かせたんだぞ」
「そうなんですか!?」
驚いたのはカミーユだけではないらしく、ブリッジが騒めく。
「まあ、アムロは一人先にあっという間に上手くなっちまったけどな」
どことなく悔しそうに付け加えられたハヤトの台詞に、
「そうだっけ?」
と呟いてアムロが首を傾げた。
「そうだったんだよ。アムロは知らないだろうけど、きちんと訓練を受けてたリュウさんすらすぐに追い越しちまって、みんな悔しがったんだぞ。寝る間も惜しんでシミュレーションマシンに張り付いてた奴もいるぐらいだ」
実はそれは自分のことだとの明言は避け、アムロに追いつきたい追い越したいと焦っていた頃の自分を、ハヤトは懐かしく思い出す。そんなハヤトの思いをぶち壊すかのように、アムロが言った。
「ああ、あれだ。ゲームセンターのシューティングゲームとかは小さい頃から得意だったから……」
「そんなものと一緒にするなっ!」
ハヤトの突っ込みはその場にいた全員に共通する思いだったかもしれない。
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